一人のスタッフに依存しすぎると…

いつもお世話になっている会社の近くにあるクスリ屋さん。

そこには、とても親切な男性スタッフがいて、いつも親身に話を聞いてくれます。


「ここが痛いの」というと、

「それは、辛いですよね」と、

こちらの感情を言い当てた、とても共感性の高い会話が出来ます。


栄養ドリンクなどは、「今、飲んでいかれます?」と言って

温かいお湯で割って粉生姜などを入れてくれたり、

風邪の時は喉飴などを下さったりと、

ここに来るだけで病気が治ってしまいそうな感じがして、

ついつい色々なものを買っていました。



先日、足を毒虫にさされ真っ赤に腫れてしまったので、クスリを買いに行きました。

仕事柄、入ってすぐに『陳列が乱れているな・・・』と感じました。


レジカウンターには、白衣を着た調剤師が右往左往しています。

まわりには、処方箋を出して待っているお客様。


あれ、いつもの男性スタッフはどうしたのかな、お休みかな、

と思いながら症状をお話しすると、

該当するクスリをすぐに出して下さいました。


でも、「これがいいと思いますよ」の他は、

まったくコミュニケーションがありません


私よりも、レジをどうやって打つのかに神経が注がれていました。

そして、ついでに欲しい化粧品のサンプルをお願いすると、在庫を調べるのに右往左往。


「いつものスタッフはどうしたの?」と聞くと、

体調を壊してお休みということでした。


「大変ですね、まるで女房に逃げられた旦那様みたいですね」と申し上げたら、

「そうなんです、何がどこに入っているか、まったくわからなくて」と、

おぼつく手でレジを売っていました。


同じ店で働く仲間が店のことや仲間の仕事を何も知らないで、

自分の仕事だけをやっていると、こんなに大変なことになるのだなと感じました。


お客様には、スタッフ間の役割や立場などわかりません

自分の症状に対して、自分の欲しいものに対して、

親身に話を聞いてくれて、該当する商品を提案してくれたり、

アドバイスが欲しいのです。


これを機に店舗スタッフ全員が仲間の仕事をきちんと理解して、

お客様に安心感を与える接客が出来るようになるといいですね。



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best communication (ベストコミュニケーション) の略。

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