部下に「任せる」こと、「認める」こと

部下は誰しも上司に認められたいと思っています。


仕事が負担になっている部下の上司の方に話を聞くと


「部下を認めているから仕事を任せている」


という方が多く見られます。


でも、上司に誉められたり認められた経験がなく

自分に自信が持てない部下は


「これ君に任せるから」


といって仕事をまる投げされても

負担なだけでやらされ感で仕事をするようになるのです。


上司は、せっかく君に仕事を任せたのだから

もっと主体的に仕事をしてほしいとストレスを感じ、

部下は都合の良い時だけ任されても・・・・と不満を抱く。

ここに上司と部下の大きな溝が生じてくるのです。


このような状態を解決するにはどうしたらよいでしょう?


まずは日頃のコミュニケーションにおいて

自分から見れば些細なことでも、部下にとって一生懸命頑張ったことは


「よく頑張った!」


と誉めてあげることです。

上司の立場からすると、


「当たり前のことは誉められない」

「自分が出来て何故出来ない」

「自分だったらもっと上手くできる」


という気持ちがあり、

誉めているつもりでも実際には相手に伝わっていないケースが多いものです。


誉められない部下は自信の持てないまま、

目の前の仕事をこなすようになっていきます。


仕事を任せる場合は、まる投げするのではなく、

任せる理由、

『何故、この仕事を任せるのか/この仕事に部下のどのような力が必要なのか』

をきちんと説明します。


そしてゴールのイメージを共有しておけばブレのない仕上がりになります。


仕事を任せることは、部下を育てる意味ではとても大切なこと。

でも、任せる手順を間違えると上司への不信が募り

主体性の欠如した部下をつくってしまうことになるのです。


今年入社した新入社員の皆様にも、

そろそろ仕事を任せても良いと感じている方も多いかと思いますが、

任せるプロセスをよ~く考えて上手に任せていきましょう。



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